一般財団法人 日本建築センター The Building Center of Japan

労働安全衛生マネジメントシステムとは

OHSAS(Occupational Health and Safety Assessment Series)、労働安全衛生マネジメントシステムは、英国のOHSMS規格「BS8800労働安全衛生マネジメントシステムの指針」を認証用の規格に発展させたものです。1999年4月発行。その後、2007年8月に改訂版が発行されています。 OHSASは、ISO9000s、ISO14000s規格と容易に統合可能な規格として開発されたコンソーシアム(連合)規格でありました。 なお、OHSAS18001については2018年3月にISO45001(労働安全衛生マネジメントシステム)としてISO化されました。
ISO化されたことで、マネジメントシステム規格の共通構造である「附属書SL」に従った構造となり、ISO9001やISO14001との統合がスムーズに行えるようになります。

ISO45001:2018要求事項の構成
1 適用範囲
2 引用規格
3 用語及び定義
4 組織の状況
4.1 組織及びその状況の理解
4.2 働く人及びその他の利害関係者のニーズ及び期待の理解
4.3 労働安全衛生マネジメントシステムの適用範囲の決定
4.4 労働安全衛生マネジメントシステム
5 リーダーシップ及び働く人の参加
5.1 リーダーシップ及びコミットメント
5.2 労働安全衛生方針
5.3 組織の役割、責任及び権限
5.4 働く人の協議及び参加
6 計画
6.1 リスク及び機会への取組み
6.2 労働安全衛生目標及びそれを達成するための計画策定
7 支援
7.1 資源
7.2 力量
7.3 認識
7.4 コミュニケーション
7.5 文書化した情報
8 運用
8.1 .運用の計画及び管理
8.2 緊急事態への準備及び対応
9 パフォーマンス評価
9.1 モニタリング、測定、分析及びパフォーマンス評価
9.2 内部監査
9.3 マネジメントレビュー
10 改善
10.1 一般
10.2 インシデント、不適合及び是正処置
10.3 継続的改善

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