工法・構法(一般)の構造安全性審査
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BCJと一般工法
・BCJでは、1965年(昭和40年)の設立以来、特殊な建築材料又は構造方法を用いた建築物の構造安全性に関する技術評価を実施してきました。この技術評価は、個々の建築物や工作物を対象とする個別評価と工法・構法を対象とする一般評価に分類されます。
・一般評価は、建築物やその部分の構成方法について、設定された適用範囲のもとで、構造安全上支障がないか審査するものです。
・個々の建築プロジェクトの構造安全性を説明することもできますので、汎用性の高い技術評価といえます。
工法・構法(一般評定)の構造安全性に関する審査業務
・工法・構法は使われる材料の種別によって鋼構造、木質構造及びコンクリート構造の3種類に大別されます。BCJは分野別に委員会(鋼構造、木質構造及びコンクリート構造審査(評定)委員会)を設け、審査を行っています。
・審査業務は、建築基準法に基づく業務と自主事業として行う業務に分かれます。自主事業(評定業務)は、法的な規定はありませんが、取引先への説明等の際に、技術資料としてご利用いただけます。
・複数の審査業務を同時にお申し込みいただいた場合で、審査の内容が重なるものについては同時並行的に審査をすることで効率化を図ることができます。
(例:指定建築材料の性能評価と鉄鋼系柱脚工法の評定等)
性能評価(建築基準法に基づく業務)
・特殊な構造方法を用いた建築物や、高度な方法を用いて建築物の安全性を確認する場合、予め構造安全性を確認する場合などでは、国土交通大臣の認定を受ける必要があります。
・性能評価はこの大臣認定を受けるために必要な事前の審査を行うものです。
・性能評価業務の流れを以下に示します。
- 性能評価申請
- 審査委員会(受付)
- 部会
- 審査委員会(報告)
- 性能評価書発行
- 国土交通大臣認定申請
- 国土交通大臣認定
・性能評価業務において、工法・構法を対象とする一般評価には、以下のものがあります。
性能評価に必要な書類等は、以下リンクから入手できます。
BCJ評定(工法・部材・設備等評定)
・「BCJ評定」は、BCJが自主業務として行っている技術評価です。
・評定業務は、建築物又は工作物の構法、材料、部品等について建築基準法令その他の技術的基準等に照らしてその性能を評価するものです。工法・構法を対象とする一般評定の有効期限は5年間です。
・評定業務の流れを以下に示します。
- 評定申込
- 評定委員会(受付)
- 部会
- 評定委員会(報告)
- 評定書発行
建築物の構造等
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評定対象事例等 |
コンクリート構造関係
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1.鉄筋継手 2.梁貫通孔補強筋 3.合成床板工法 4.高強度せん断補強筋 5.機械式定着工法 6.外殻プレキャスト柱工法 7.プレストレスト定着工法 |
鋼構造関係
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1.鉄鋼系柱脚工法 2.鉄鋼系柱梁接合工法 3.座屈補剛筋違筋 4.合成床板工法 |
木構造
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1.接合工法 |
免震構造 |
1.遠心力高強度プレストレストコンクリート杭等 2.外殻鋼管付きコンクリート杭 3.基礎杭の機械式継手 4.緊張材の高温リラクセーション値 5.杭頭接合工法 6.場所打ちコンクリート拡底杭 7.場所打ちコンクリート地中壁 8.場所打ち鋼管コンクリート杭 |
BCJ評定(工法・部材・設備等評定)の特徴
1.評定の結果を示す評定書及び評定報告書は、お取引先への説明等の際に、技術的説明資料として活用していただけます。
2.工法・構法の広告、パンフレット等に第三者機関であるBCJの技術評価を受けていることを示すことができます。
BCJ評定(工法・部材・設備等評定)に必要な書類等は、以下リンクから入手できます。
- 評定部構造第1課・構造第2課
- TEL: 03-5283-0465
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