いまから遡ること四半世紀、世間ではいわゆる『何が何でもISO』のような状況だった頃の話です。
システム審査部においてもISO9001 (品質) やISO14001 (環境) の審査は、ほぼ毎日全国のどこかで行われていました。
ISOの審査は、お客様にとって今まで経験したことのない領域の審査 (システム審査) ということもあって、特にISOの審査員は、何か特別な存在のように思われていたようです。
そのような状況の中で審査員から聞いた、今では考えられないリアルにあった話(一例)をご紹介いたします。
「その1」
通常は、審査に先立っては審査員が自己紹介をするのですが、この時は、組織側の方がそれぞれの審査員を紹介してくださったそうです。各審査員の紹介がされるたびに、出席者全員から審査会場が割れんばかりの拍手があり、ライブのメンバー紹介のような状況だったようです。
「その2」
審査員がタクシーに乗って受審組織に向うことがよくありますが、タクシーを降りた場所から審査会場の入口までカーペット (赤い) が敷いてあったそうです。
もちろん現在では、このようなことは全く無く、淡々と審査が行われていることは言うまでもありません。
このような経験をしたのは、システム審査部の外部審査員ですが、現在では約20名に減少し、多い時の半分以下の人数となってしまいました。しかしながら初期のころからの審査員の多くの方はまだまだ元気で、今も頑張って審査をしていただいております。