一般財団法人 日本建築センター The Building Center of Japan

浄化槽の審査・浄化槽の試験



BCJと浄化槽

私たちBCJでは、1966年(昭和41年)に「衛生設備審査会」を発足以来、浄化槽の処理性能に関する審査を行っています。
BCJは、今後も浄化槽審査を通じ、国内の衛生環境・水環境の改善に貢献します。

浄化槽に関する審査業務

BCJの浄化槽に係る審査業務の種類と概要は、下表のとおりです。
各審査業務の種類は、詳細説明へリンクしています。
審査業務の種類 概要 担当
浄化槽試験 ※
(BCJ評定)
・浄化槽処理性能の試験実施
(浄化槽の性能評価方法【恒温短期評価試験】による試験の実施)
評定部浄化槽試験所
性能評価
【建築基準法に基づく業務】
・国土交通大臣認定を受けるための技術審査
(浄化槽の構造、処理性能等)
評定部設備防災課
型式適合認定
【建築基準法に基づく業務】
・工場生産する浄化槽を対象に、構造基準や大臣認定を受けた構造方法に適合した形状・容量の浄化槽に関する型式審査・認定
・目的:確認申請等手続きにおける合理化
浄化槽単位装置評定 ※
(BCJ評定)
・対象:浄化槽の構成単位装置のうち特殊なものや、浄化槽に組み合わせる特殊な設備機器の技術審査
・事例:スクリーンユニット、濾過装置、リン除去装置、紫外線消毒設備 等
FRP評定 ※
(BCJ評定)
・対象:FRP等プラスチック材料を躯体とした浄化槽の、躯体強度等に係る技術審査
・事例:FRP製、熱硬化樹脂製浄化槽の躯体 ほか
※:「浄化槽試験」は、「BCJ評定(浄化槽試験)」でご案内を、また、「浄化槽単位装置評定」、「FRP評定」は、「BCJ評定(工法・部材・設備等評定)」でご案内します。

審査等の種類と関係を簡略に示すと、以下フローのとおりです。


特殊な処理方式による浄化槽は、「浄化槽試験」、「性能評価」、「国土交通大臣認定申請」の順に手続きを進めます。
なお、条件が合えば「性能評価」と「型式適合認定」の同時審査が可能です(型式適合認定は国土交通大臣認定の取得後の日付で発行)。

なお、工場で生産する浄化槽の場合は、さらに浄化槽法に基づき、浄化槽の型式について国土交通大臣の認定が必要です。

ほか、浄化槽の躯体がFRP製などプラスチック系材料の場合、躯体の構造強度を第三者として審査・評価するBCJ評定(工法・部材・設備等評定 のうち「FRP強度評定」)をご利用いただけます。

お客様のニーズに応じ、様々な審査・評価メニューをご案内いたします。ご不明な点など、詳細は設備防災課へ気軽にお問い合わせください。

◇お問い合わせ先
評定部設備防災課
TEL: 03-5283-0466

浄化槽試験(BCJ評定)

浄化槽性能評価は、所定の試験方法※による試験結果を踏まえた審査が必要です。
※:浄化槽の性能評価方法、同細則
この所定の試験方法のうち「恒温短期評価試験」による試験を実施します。

浄化槽試験は「性能評価試験」と「性能確認試験」の2種類があります。
「性能確認試験」は、性能評価試験(恒温短期評価試験)の申込みを前提とした浄化槽について、所期の性能を確認する試験として実施するものです。

◇お問い合わせ先
評定部浄化槽試験所
TEL: 029-886-0945

浄化槽試験室使用状況(原則、毎月1回更新)

1月23日における浄化槽試験所の試験室使用状況は以下のとおりです。


浄化槽試験室使用状況を印刷する場合は、PDF版(A4縦用紙)をご利用ください。
浄化槽試験室使用状況


上のグラフは、浄化槽試験所の試験室6系統(A2,A3,C3,C4,A大、D大)の使用状況です。 各系統に「最長」、「最短」とありますが、これは、試験方法により想定される「最長期間」と「最短期間」を示しています(下表参照)。 なお、グラフでは年末年始等で想定される「試験延長措置」をあらかじめ考慮しています。

性能評価試験
最長 最短
実施中の試験が、試験方法で許容される最大期間で終了する場合(規定の追加試験を全て実施した場合に該当) 実施中の試験が、試験方法の最短期間で終了する場合(試験経過が順調に終了した場合に該当)
性能確認試験
最長 最短
試験予定期間(最大6ヶ月)。
但し、性能評価試験と同時申し込みの場合、性能確認試験の試験予定期間と性能評価試験の最長期間の合計
試験予定期間
BCJ評定(浄化槽試験)の特徴
1.精度がよく、信頼のおける試験結果が得られます。
2.別の試験方法「現場評価試験」に比べ、大幅に試験期間を短縮できます。
浄化槽試験(BCJ評定)に必要な書類は、以下リンクから入手できます。

性能評価(建築基準法に基づく業務) 

・浄化槽の性能評価業務は、国土交通大臣が定めた構造方法(昭和55年建設省告示第1292号)以外の特殊な処理方式の浄化槽について、その構造方法と処理性能に関する審査です。
・浄化槽の性能評価は、「試験タイプ」と「試験タイプ以外」の2種類があります
・「試験タイプ」は、所定の試験方法「浄化槽の性能評価方法」、「浄化槽の性能評価方法 細則」による浄化槽試験結果が必要です。
BCJ浄化槽性能評価の特徴
1.BCJは、国内で浄化槽の性能評価を実施している唯一の評価機関です。
2.工場生産型浄化槽(FRP製浄化槽など)は、性能評価と型式適合認定の同時審査により、審査期間が短縮できます。
浄化槽性能評価に必要な書類等は、以下リンクから入手できます。

型式適合認定(建築基準法に基づく業務) 

浄化槽の型式適合認定業務は、申請された浄化槽の処理工程、容量など、具体的な浄化槽の構造について、国土交通大臣が定めた構造方法(構造基準(告示))、又は国土交通大臣の認定を受けた構造方法に適合したものであるかを審査します。
型式適合認定を受けていれば、個々の建築確認や検査時の審査が簡略化されます。
BCJ浄化槽型式適合認定の特徴
1.申請された浄化槽が工場生産型の場合(例えばFRP製浄化槽など)、別途浄化槽法第13条の規定に基づく国土交通大臣の認定を受ける必要がありますが、BCJの型式適合認定をあらかじめ受けている場合、浄化槽法認定申請に必要な書類の一部を省略できます。
浄化槽型式適合認定に必要な書類は、以下リンクから入手できます。

浄化槽単位装置評定/FRP評定(BCJ評定) 

「BCJ評定」は、BCJが自主業務として行っている技術評価です。
浄化槽に関するBCJ評定は、先にご紹介した浄化槽試験のほか、浄化槽の構成単位装置のうち特殊なものや、浄化槽に組み合わせる特殊な設備機器等(以下、「浄化槽単位装置等」)に関する技術審査、FRP製等プラスチック系材料を躯体とした浄化槽の強度等(以下「FRP強度等」)に関する技術審査を行っています。
ここでは、浄化槽の構成単位装置のうち特殊なものや、浄化槽に組み合わせる特殊な設備機器等に関する技術審査について以下にご紹介します。
事例:
・回分式活性汚泥方式の「上澄水排出装置」
・一次処理(前処理)として用いる特殊な組合せや構造による「スクリーンユニット」
・浄化槽処理水の浮遊物質を除去するため、濾材に砂以外の特殊な濾材を用いた「濾過装置」
・浄化槽処理水中のリン含有量(T-P)を除去する「リン除去装置」
・浄化槽の消毒設備として、塩素による消毒に替わる「紫外線消毒設備」  など
浄化槽単位装置評定(BCJ評定)の特徴
1.評定を受けた装置・機器を組み合わせた「浄化槽」の性能評価の際、評定書を添付することで、提出図書省略、審査の軽減化・合理化が可能です。
2.装置・機器の提案の際に、BCJ評定書を技術的説明資料として活用できます。
3.製品の広告、パンフレット等に、第三者機関であるBCJ評定を受けていることを示せます。
浄化槽単位装置評定に必要な書類等は、以下リンクから入手できます。
(BCJ評定「工法・部材・設備等評定」でご案内します)
なお、技術審査、FRP製等プラスチック系材料を躯体とした浄化槽の強度等(以下「FRP強度等」)に関する技術審査については、以下でご案内します。

 FRP強度等に関する技術審査のご案内(BCJ評定)

浄化槽関係審査業務の流れ等(参考)

BCJの浄化槽に係る審査業務の流れ、各審査業務の関係図(FRP強度評定等を除く)
詳しくは、各業務の申請要領・申込要領でご案内しています。
◇お問い合わせ先
評定部設備防災課
TEL: 03-5283-0466

PDFファイルをご覧いただくためにはアドビシステムズ社が無料配布しているAdobe® Reader™が必要です。お持ちでないかたはダウンロードしてご利用ください。

技術分野別メニューに戻る