ISO9001（JIS Q 9001）は、企業の品質管理システムを企業自身が評価するために、また、認証機関を含む外部機関が評価するために世界で広く使用されています。企業が顧客要求事項や適用される法律等の規制要求事項を満たした製品を提供する能力をもつことを実証することが必要な場合、また、顧客満足の向上を目指す場合の、品質管理システムに関する要求事項を規定しています。
2015年版は、規格改正が行われ、マネジメントシステム規格の共通構造である「附属書SL」に従った構造となりました。経営上の課題などを踏まえて事業プロセスへの統合を狙った改正となっています。